シュリンクラベラーとは?種類や特徴
当ページでは、シュリンクラベラーについて紹介します。
シュリンクラベラーとは
シュリンクラベラーとは、ペットボトルやガラスなどの容器に、熱収縮するフィルム(シュリンクフィルム)をかぶせる機械です。模様や文字のプリントされた複雑なフィルムを用いて、容器の形に沿った包装を行うことができます。
シュリンクラベラーの対象ワーク
シュリンクラベラーの対象製品は飲料、調味料、薬品や化粧品などです。新規にシュリンクフィルム包装を行うための導入と、既にプレフォームなどを使用し人手で包装を行っている工程の自動化を行うための導入とがありますが、導入目的を明確にし最適な機械の選定を行うことが重要です。
シュリンクラベラーの種類
シュリンクラベラーの種類は、その構造によって大別され、直線式とロータリー式の二種類があります。
直線式シュリンクラベラー
直線式シュリンクラベラーは構造がシンプルで、ロータリー式に比べ場所を取りづらく価格も安価な傾向です。能力を出すこともできますが、ロータリー式に比べると稼働の安定性にやや劣ります。
ロータリー式シュリンクラベラー
ロータリー式シュリンクラベラーは機械が大きく機構も複雑ですが、ラベルの被せが非常に安定します。高速での運用にも適しており、自動ラベルリール機を伴い大型のラインに導入されることが多いです。
シュリンクラベラーが組み込まれるライン
シュリンクラベラーは一連のラインに組み込まれることがほとんどです。シュリンクラベラーの前工程と後工程について説明します。
シュリンクラベラーの前工程
シュリンクラベラーの前工程には、ボトル・瓶に対して内容物の充填を行う充填機や、充填後にキャップを締めるキャッパー等の機械があります。それらの機械からコンベヤにてシュリンクラベラーに製品が運ばれます。ライン全体の能力によっても、シュリンクラベラーの要求能力は検討する必要があります。
シュリンクラベラーの後工程
シュリンクラベラーの後工程には、フィルムに熱をかけて収縮するためのヒータートンネルが必要です。ヒータートンネルには熱による収縮を行うものと蒸気によるものがあり、熱収縮ヒータートンネルは安価傾向ですが仕上がりの調整が難しく、蒸気によるヒータートンネルは仕上がりが綺麗になりますが金額面と、水滴の除去が課題となります。
シュリンクラベラーのことなら、当社にお任せください!
シュリンクラベラーを選定するうえでは、能力に適した機械の選定が重要です。日本自働精機では、様々な事例のシュリンクラベラー実績を多く有しています。シュリンクラベラーの導入を検討中のお客様は、ぜひ一度ご相談ください。