化粧品のパウチ包装 種類と自動化のメリット
化粧品包装で求められること
化粧品の包装はデザイン性が高く、特殊な形状のものが多い傾向にあります。そのため他業界と比較し自動化の難易度が高いという課題があります。
しかし、近年では、人手不足や原材料高騰を背景に、化粧品業界でも自動化のニーズが高まっています。自動化によって生産性の向上、コスト削減、品質の安定化が求められています。
化粧品包装の種類
こちらでは数ある化粧品の包装の中から代表的なものをご紹介致します。
・横ピロー包装
横ピロー包装はコンベヤで製品を横で流す過程にて、筒状に成型した包装フィルムで製品を包み、その両端を溶着し切断する包装形態です。
高速で密封包装が可能ですが真空状態での保存ではないため、空気に触れさせたくない商品の直接包装には不向きです。
・シュリンク包装
シュリンク包装はピロー包装と過程は似ていますが、熱を加えると収縮するフィルムを用い、製品にぴったりフィットするように包装します。
様々な形状の製品に対応しやすいですが熱を加えてフィルムを収縮するため、熱に弱い製品には使用できません。
・パウチ包装
パウチ包装は袋に製品を充填・投入しヒートシールにて熱圧着する包装形態です。
空気や水、光を遮断できる素材で作られており保存に優れています。パウチ単体でもパッケージとして機能します。
・小箱包装
小箱包装は成形した箱に製品を入れ封緘する包装形態です。
箱に入れることによる保護性や箱のデザインによるブランディング化に優れますが、成形・製品挿入・封緘と工程が複雑化し自動機械が高額な傾向にあります。
化粧品包装の自動化で解決できること
・省人化によるコスト削減
化粧品の自動化は外観品質が求められるため、人手でなければ組み立ての難しい箱が多くありましたが、特注自動機にて自動化を実現し、生産ラインの省人化に貢献できます。
これにより人件費の削減を実現します。
・生産コスト低減
高級化粧品であっても生産コストの削減が課題となりますが、自動化による省人化・安定稼働と高速生産による効率化によりライン稼働の費用を抑えることが可能です。
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ケーサー・カートナー課題解決.comを運営する日本自働精機は箱詰め・包装ラインのメーカーです。他社に断られるような化粧品の特注自動機の開発実績を数多く有しています。生産ラインの省人化・自動化を検討しているお客様は、ぜひ一度弊社にお声がけください