カートナーの種類と各仕様の特徴
カートナーの構造には、製品投入方向として縦型・横型、機械の稼働として間欠・連続、製品投入方法として自動・半自動があり、能力や製品、設置スペース、作業員など様々な要因を考慮して最適なカートナーを選定します。
ここでは、各構造における差異について説明します。
縦型カートナーと横型カートナー
縦型カートナーと横型カートナーの最大の違いは対象製品です。クリームや気泡の発生する液体など、横にしてしまうと影響の出てしまう中身の流動的な製品に対しては縦型カートナーが望ましいです。一方、横型カートナーは製品を箱に直入れする縦型に比べて横型の製品投入は安全性が高いですが、機械が大きくなりやすいです。
間欠カートナーと連続カートナー
間欠カートナーは能力が低めですが、箱成形に柔軟性があり複雑な箱に対応し易いです。また、構造がシンプルで部品の兼用性が高く、機械もコンパクトです。
連続カートナーは高速生産でき、動作を連続で行うため運動部分の負荷が一定で機械の耐久性に優れ静かですが、装置サイズは大きくなる傾向があります。
自動カートナーと半自動カートナー
製品投入を自動で行うカートナーは半自動のものよりも能力が高く、作業員に影響されない安定稼働と省人化が可能ですが、検査機構が必要になります。半自動にての製品投入を行うカートナーは、能力は低くなり人手も必要で、稼働が作業員の能力に左右されますが、安価かつ検査を人に任せられます。
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