手作業から箱詰め機への変更で生産性・作業性が向上!
箱詰め工程や包装工程は、多くの人手がかかる工程の代表格であり、自動化による生産性・作業性の向上という効果が顕著に表れます。
今回は、箱詰め・包装工程を自動化することによって、生産性・作業性を向上した事例を紹介させて頂きます。
①医療用検査試薬 箱詰め・包装ライン
医療用検査試薬を製造されているお客様では、これまで人手にて生産を行っており、各工程での確認を徹底しながら、不良品の流通を防いでいました。しかし、限られた人的リソースを上手く活用するために、箱詰めの自動化が進められました。
当社が提案した箱詰機の導入により、人手が介入するのは、ワークセット及び、空バケットの回収工程のみと他工程の自動化を実現しました。ワークセットに関しては作業者がワークセットの工程に張り付く必要がないように、100枚/ケースのバケットを用意しマガジンをセットする仕様としています。また、ワークセットに使用したマガジンに関しては、ワークの取り出しが完了次第回収する必要がありますが、ワーク搬送工程とは別に空箱回収ラインを設置し、マガジンを自動集積しコンテナに投入することで回収作業を簡易化、効率化しています。
②ペンシル型化粧品 箱詰めライン
化粧品を製造されているお客様では、小箱のデザイン・形状等は製品ブランドとして非常に重要な要素を持つため、ペンシル型化粧品の箱詰め自動化には否定的でした。しかし、これまでオペレーター10人でペンシル型の箱に鉛筆を1本ずつ入れていましたので、生産性が悪く、1日最大8000本が限界でした。生産性の改善を実現するために、箱詰めの自動化が進められました。
当社が提案した箱詰機の導入により、結果としてオペレーター2人態勢で1日に2万本弱まで生産出来るように改善しました。また、当初の不安であった製品ブランドを壊さない箱詰めにおいては、くの字につぶれてしまう事を防ぐ機構として中仕切りでの対策を提案し、箱成型の際に曲がりやつぶれを低減させることが出来ました。
③鱒寿司 特殊箱用自動包装・箱詰め装置
鱒寿司を製造されているお客様では、製品ブランディングのため一般的な箱ではなく、弓形の箱を使用されており、人手にて包装・箱詰めを行っていました。しかし、生産量の増加もあり、自動化により生産性・量産性を向上させたいという思いがあり、箱詰めの自動化が進められました。
当社が提案した箱詰機の導入により、供給部分に2名費やしていた箇所を自動供給にすることで自動化を実現しました。バンド掛け工程を出た後の搬送コンベアから、ロボットシリンダーで制御したアームで3つのワークをピックし、包装・箱詰め装置への供給コンベアに搬送する仕様を提案し、安定稼働を実現しています。
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