技術情報

個包装を扱う作業の自動化における課題とポイント

ケーサー・カートナー課題解決.comを運営する日本自働精機は、これまでに様々な包装工程の機械化、自動化、省力化に関する設備の提案を行ってまいりました。その際にお客様からいただく個包装品に関する自動化のお悩みについてご紹介いたします。

自動機を導入する上で知っておくべきこと

個包装の自動化ができていない工場では、各作業は従業員の方が行うこととなっています。この作業は連続作業である場合が多く、作業者の疲労が溜まることや重い製品や部品を動かすことによる身体的な負荷が課題とされています。そこで労働環境の改善という面で自動機の導入を検討されるケースが考えられますが、同じ資材で自動化・機械化をする設備を導入後に手のかかる機械となってしまうということがよく見受けられます。やはり自動化する際には機械適性にあった資材に変更するということは大事であると思います。また自動化・機械化する上で、どのような製品に対して設備を導入するのかを検討することも大事であると思います。どんな製品でも自動化・機械化したい気持ちはよくわかりますが、製品を絞らないと型替えの増加など今までなかった作業に時間がとられることになりかねません。

個包装品で作業ミスが起こる原因とは?

自動化、機械化をまず検討する箇所は上記に記しましたように連続作業である場合はほとんどです。この場合次のようなミスが起こる可能性が高いです。個包装品の数量違い、向きや位置の不一致、個包装品は外装資材の傷や汚れなど。このようなミスは確認作業で減らすことは可能ですが、それでもミスが発見できなかったり、見逃してしまうことが起こります。作業のミスの原因としては、連続作業による集中力の欠如等が挙げられます。そこで作業ミスを限りなく少なくするためには個包装品の自動化、機械の導入が効果的とされています。

個包装品以外にも取り扱い説明書の挿入や外装箱に印字やラベル貼り等の諸作業が発生する場合もあります。このような作業も人手で行うと作業員の負荷になったり、ミスが頻発してしまう恐れがありますので、自動化、機械化をすることで労働環境の改善や作業ミスの削減につながります。

個包装の箱詰め自動化のことなら、当社にお任せください!

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